今日は、今年一発目のヨーガ教室でした。
やっぱり教室ヨーガはサイコーです!!
寒さのあまり冬眠したいよぉ~(>_<)
とタマス的(怠惰・沈鬱)な雰囲気で日々を過ごしていてる私なのですが
教室に入った瞬間、なんと、あら不思議!
ものすごく気持がかろやに元気になり自然に笑顔になっている私がいました。
ほんとうに摩訶不思議な現象です!
教室には
来週あたり出産のはずなのに!
という妊婦さんがなんと出席されていました!
追伸:後日談:
その5日後1月18日に元気な赤ちゃんを無事に出産されたそうです。
大安産で、ご家族もご本人も大喜びでお電話いただきました。Jan.19
他にも、
骨折しても普通に教室に通って違和感なく体操される80代の先輩がいらっしゃいました。
またお部屋は、先生や長年ヨーガを続けていっらっしゃる先輩たちのつくりだす、サットワな(清らかで、純粋な)エネルギーが満ちていて、きっと、そんな元気で素敵な人たちのパワーをおすそ分けしてもらったから、わたしのタマス(怠惰)も尻尾を巻いて消えていったのでしょう。
みんなすごい~! ほんとありがとです~!!
また友人も
教室ヨーガは一人で家でやるのと全然ちがう、気持よかったね!と言ってました。
本当にその通りです。
正月休み明けの久々のヨーガ教室で、わたしはそのことを再び実感することとなりました。
ほんと、教室ヨーガ。サイコーです。
さて、今日印象に残った体操といえば、「手の基本体操」です。
(ページのトップの写真参照)
寒さで縮こまった肩や胸を十分開き、ほぐしました。
とても気持よかったです!
ぜひ、皆さんにもお試しいただきたい体操です!!
(でも、残念ながら、ちまたのヨーガ教室や書籍ではなかなかお目にかかれない体操かもしれません。(?_?))
手の基本体操は おもに、横隔膜から上の内臓の調子を整えます。(肺、心臓、目、脳 など)
四十肩などが軽減する方も多いです。
たくさんのパターンがある「手の基本体操」の一部分ですが、トップのスライドをごらんください。
また、インドのヨーガ道場で英気を養ってこられた先生 。
今日はいつも以上に
体操の号令とともに、ヨーガの真髄を、私たちのレベルにあうようにと、薄めて理解しやすくして、エッセンスをふんだんに振りまいてくだいました。
そのお話のうちで、とくに私の心をつかんだお話を2つご紹介します。
1つ目
「ヨーガを続ければ感受性が発達してきます。
そうすれば、体操中、本当に「身体の声を聞きながら」すすめる事が出来ます。
そうなれば、ヨーガ体操は十人十色のやり方でいいんです。 」
「伝統はできるだけ尊重しますが、長年自分のカラダで実験した結果、どうしても、あるポーズは自分にとっては手を抜いたほうが調子がいいとか、逆にきつい目にしたほうが効果がはっきりするとか出てきます。 その場合は、変化形があってもよいのです。 場合によっては新しい形を発明してしまうこともあります。伝統をできるかぎり守っていても、意図せずして自然にそうなる場合は仕方ありません。 」
「ヨーガは独創的でなければならない。しかし、独善的であってはいけません。」
阪大名誉教授佐保田鶴治先生のお言葉。
Not what you do, but how you do !!
「何をするかではなくて、いかなる態度でするかが大切です。」
つまり、過程が大切、目指す方向性が大切なのだと。
「ヨーガの目的と方向性は一つ。 そこに至る手段・方法は無数」にあります。
ヨーガ体操の「目的・ねらい」とは??
ヨーガをしたあとに、カラダもココロも快適になること。
インド語でスッカ(快適で安楽)になること。
①心身一致の健康な調和状態に至ることが目的。
ヨーガ体操のあと、疲れを残すようではダメ。
それに加えて、
自然にココロが平和になってきて、②瞑想的雰囲気になることが大切。
カラダとイキとココロが統合されて、
自然と静かな心の状態に没入してしまって。深い幸福を体験できるのが理想です。
(体操のヨーガは本格的な精神統一をするヨーガの予備部門に位置づけられています。)
見た目やきれいさではなく、
ヨーガによって、最後にホッとした感覚が得られることや、心の静けさの中から得られる悦びに包まれることが大事で、これこそが本当のヨーガになり得るのです。
これって、先生ならではのお話で興味深いものでした。
よく知らない人は、普通は運動としてのヨーガでおわってしまいます。
単に「体操の号令をかける」という先生ではなく
体の向こう側にある本来のヨーガの世界を周知して指導をしてくださる先生は本当に稀です。 私たちはラッキーですね!
形式的に体操をするのではなく、実質的に感じながら体操します。
(外形だけにとらわれて、体操の形だけしたらもったいないです。)
心身の調和の喜びを カラダをつかって手探りで探し出し、味わうことができるのが伝統のヨーガです。 とってもお得です。 実感することが大切です!!!
とっても、気持ちいいですよ。 そして、幸せです。
誇大広告というのがありますが、松本先生はいつも「過小広告」です。
大げさに言わないかわりに、
誰もが実際に体験して、経験により心から納得できるように苦心されているご様子です。
ヨーガの深い値打ちを知っていながら、それを隠さないで、もっと表現してくださってもいいのにね。
そして、もうひとつ、二番目のお話。
面白いたとえ話をしてくださいましたのでご紹介します。
ヨーガを電車に例えてお話し下さいました。
「荷降ろししましょう。 ヨーガにお任せしましょう。」というお話。
「電車に乗ると背負ったリュックは肩からおろして、荷台に置いたりします。
後は電車の走るのにお任せして自然に目的地に運んでもらえます。
あとは、何も努力しなくても、荷物も自分も電車にお任せすると目的地に連れて行ってくれます。
それと同様に、
日常生活で背負っているプレッシャーや責任や気がかりなことなど、
様々な荷物をいったんおろしましょう。
そうして後はヨーガにお任せしましょう。 荷降ろしして、無心になってヨーガをする。
それにより、心身の調和状態、健康状態になって、計らいなしに行為すると自然と向うべき方向に導いてくれます。 」
そのようなことを先生はおっしゃいました。
本当にユニークで独特で興味深いお話です。
人間の向うべき方向とは一体なんでしょうね?
それは単なる運命や現世利益的なことや物質社会でのことだけをおっしゃっているのでしょうか?
それだけではなく、根源的なもっともっと大事な命の大本のことをいっておられるのかも知れませんね??
このように先生の言葉によって
ヨーガは単なる美容や健康体操だけで終わらないこと、
体操を通して、人は肉体だけの存在ではないよ。
身体の向こう側にも広がる世界の存在を私たちは垣間見られるようにと、そっと知らせてくださっています。
さて年末年始のお休みを利用して、
先生はインドのヨーガ道場・ヨーガ学校に自己研鑚にいってらっしゃいました。
その時のことや長年の仲間のインドの人や西洋人の事などポツリポツリとお話し下さいました。
もっと聞きたい~!先生は謎のベールに包まれていらっしゃいます(*^_^*)。